自分リニューアル計画。

     ー じぶん好みの人生を ー

手ぶらで帰る。

買物に行った。

よく着る服を並べて、写真に撮って。

どんな色の、何を買うか、リストにして。

 

「コレ!」というのが、なかなか、ない。

ついに見つけた運命の一着。吸い寄せられるように、手に取った。

「あれ、これ…?」

 

春先に買ったものだった。一人にんまりして、店を出た。

くくく、と笑いそうだった。あのときも確か、一目惚れだった。

欲しいものは、似たものなんだ。

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